いよいよ、第10回目となりました「岡崎ジャズストリート2015」
今年も全国から有数のミュージシャンの参加をお願いし、秋の岡崎の街をジャズ一色にします。
お寺、能楽堂、コンサートホール等々様々な会場で繰り広げられる演奏で、
「ニューヨークの秋」ならぬ「岡崎の秋」をお楽しみ下さい。
現在実行委員を中心にして、皆様に喜んでいただけるジャズストリートにしようと鋭意準備中です。
岡崎市、岡崎商工会議所様はじめ、各企業様のご支援、
そしてこのジャズストリートを楽しみしておられますお客様の絶大なる応援をお願いします。
岡崎ジャズストリート2015 実行委員長 小林 和好
「上質の音楽は人の心を豊かにし、慰め、勇気づける。」
これは同前会長が最も愛した言葉、そして岡崎ジャズストリートの運営における根幹をなす考え方でした。
私は過去9年間に渡り副理事長として同前会長を補佐すると共に、ミュージシャンとしても参加させていただき、この岡崎ジャズストリートが全国からのジャズファンに熱く支持され、求められ、愛されてきたことを強く感じ、また誇りに思います。
「上質の音楽を届けたい。」という岡崎ジャズストリートに携わる者皆の思いが、熱い声援となって帰ってきたのだと思います。
昨今、テレビやラジオでもなかなか感動できる音楽に出会うことがありませんが、ここ岡崎にはこんなにも素晴らしい歌手やプレーヤーたちが集まってくれ、そしてどの会場でも感動の輪を投げかけてくれています。
11月7日、8日、是非岡崎へお越しください。素晴らしい演奏と心をこめたおもてなしでお待ちしております。
10周年を迎えようと云う本年度、提唱実践者である同前会長が亡くなられた。今年1月、東京は銀座で一杯御馳走になりながらジャズ・ストリートについての相談と云うか話をしていた。会長とは30年近く懇意に、何かと目をかけて貰い相談ごとも多々。よく一杯やりながら「ああだ、こうだ」と打々発止。中々こちらの話を聞かない頑固さも今となっては貴重な想い出に。御本人もまさかこんなに早く逝ってしまうとは思ってもいなかったであろうし、周りも幾許(いくばく)も無くとは夢にも思っていなかった筈。亡くなられる2週間程前にも電話を貰い、やはりジャズ・ストリート云々の話を。かなりかすれた声だったので正直大丈夫だろうか・・・との不安な気持ちがよぎった事を思い出す。
今や全国的に広がりを見せているジャズ・フェスティヴァルだが、岡崎はその規模の大きさ、プロ・ミュージシャンが一堂に会する・・・このプロをこれだけ取り揃えると云うのは他にはなく大手を振って誇れるところ。規模のみ大きく、しかしながらアマチュアから参加費を徴収して運営している所とは大きな違い。同前会長自慢のフェスティヴァルだ。
会長の意思を継ぐべく今年も岡崎ならではの盛大なジャズ・ストリートを是非お楽しみ頂ければ幸いです。
10周年おめでとうございます。
豪華なメンバーが顔をあわせる企画に人が人を呼び、岡崎はジャズの街と呼ばれるきっかけにもなったと思います。
東岡崎の駅を降りるといつもジャズが流れていますよね。
同前会長とは話も合い、非常に親しくしていただきました。
ジャズは難しいと言われるけれど、知らなくてもつい踊ってしまったり一緒になって歌ったり、そんなエンターテイメントの側面もわかってほしいという会長の思いと意気投合して、いろいろお互いの夢を語りました。
会長亡き後も実行委員の方々のお力で、きっとその意思が引き継がれていくとおもいます。
岡崎ジャズストリート10周年、おめでとうございます。
「来年は10周年、さらに盛り上げていくよ、マリカちゃん!」と、昨年のジャズストリートの打ち上げ会場で笑顔で語って下さっていた同前慎治実行委員会会長が今年の5月に急逝されたのを聞いた時は、信じられませんでした。
私は同前会長から直々に声をかけて頂き、1回目から出演させて頂いております。
このジャズフェスは岡崎の町興しと、ジャズ音楽の普及を目的とした、同前会長の岡崎とジャズ音楽への愛情が結実したもの。
私達ジャズミュージシャンを大切にして下さるそのお気持ちは、スタッフにも通じ、私たちもいつも気持ちよく演奏できます。
結果、その感覚はお客様にも通じ、どこの会場も熱く盛り上がっています。
今春に新作リリースもありましたから、少し新作からも選曲して、亡き会長の意志を継ぎ、心を込めて歌います。
会場で皆さんとお会いできます事を楽しみにしております。